マチトのブログ

マチトのブログ

社会に様々なことを発信する大学生のブログ

コロナ後の世界はどんな変化を遂げるのか?

 

 どうも、マチトです。

 

 日本では新型コロナウイルスの拡大スピードが下がりつつあり、本日(5/14)、39県の緊急事態宣言の解除が正式決定する見通しです。

 

 しかし緊急事態宣言が解除されても、今後もコロナウイルスは私たちの生活に強く影響を及ぼし続けます。いわゆる、アフターコロナの時代が訪れます。

 

 このアフターコロナの時代は、今までの世界と比べてどのような点が異なるのでしょうか。今後の社会を生きる人々にとって、この変化を知ることはとても重要です。

 

 快適な生活を送るため、新たなビジネスを見つけるため、より良い社会を創造するためにも、この記事を読みつつ、皆さんも考察してみてください。

 

f:id:Machito:20200506143251j:plain

 

 

 

1、オンライン中心の世界に

 

 ご存知の通り、コロナの影響でテレワークやオンライン授業が一気に加速しました。それだけでなく、室内での娯楽としてオンラインゲームや動画配信サービスが人気を集め、さらに通販などの需要も高まりました。

 

 これからは自宅でインターネットを介したサービスが主流となり、そのような形態にいち早く対応できる企業が成長していきます。就活する学生や転職を考える労働者も、テレワークの稼働率を考慮に入れて就職先を選ぶ傾向が高まります。

 

 Twitter社は、基本的には今後も永久に在宅ワークで良いとの方針を明らかにしています。やはりIT系の会社はこうした対応が迅速です。

japanese.engadget.com

 

f:id:Machito:20200514104733j:plain

2、ゆとりのある空間が好まれる

 

 コロナウイルスが収まったとしても、密集・密接・密閉を避ける風潮は無くならないと予想されます。コロナが再び拡大する可能性もありますし、同じような感染症による悲劇を繰り返さないように対策が必要だからです。

 

 これにより、狭くて風通しの悪い娯楽施設は避けられ、公園やキャンプ場など、屋外の広い空間が好まれるようになります。自治体や開発業者は公園などの環境整備に力を入れるようになり、キャンプ場や自然体験ツアーなどで町おこしをする場所も増えるかもしれません。

 

 また、飲食店や公共施設も”空間的ゆとり”を意識して建築されていきます。座席の間隔を広くとったり、通気性を考慮したり、行列ができないような工夫が求められるでしょう。マンションなどの共用スペースのような場所も消滅するかもしれません。

 

f:id:Machito:20200514131151j:plain

3、土地の価値が変わる

 

 上で述べた通り、今後はテレワークやオンライン授業、通販が主流になります。つまり、人が集まる必要が無くなるのです。もっと言うと、オフィスビルも必要無くなるかもしれません。

 

 こうして、今まで都心に集まっていた人や建物が郊外に移動します。そしてオフィスの数自体も減少します。すると、結果的に都市部の土地の値段が下落し、郊外の土地の値段が上昇するのです。

 

 これは少し飛躍的な予想と思えるかもしれませんが、少なくとも人口の移動が起こったり、田舎暮らしの人気が高まるのは間違いありません。

 

 これを機に、地方のネット環境を整えたり、移住を推奨するような政策を行ったりすると地方創生にも繋がりそうですね。

 

 

4、行動の時間をずらす傾向が生まれる

 

 何度も申し上げている通り、人との接触を避ける風潮は今後も続くと予想されます。

 

 今の日本で最も”密”が深刻な場と言えば、満員電車だと思います。テレワークの拡大によって通勤が無くなり、満員電車の無い生活の快適さが話題になったりしているように、衛生的にも精神的にもデメリットの多い場と言えます。

 

 この満員電車を無くすため、完全テレワーク化は難しくても通勤時間をずらす取り組みが増える可能性はあります。また通勤だけでなく、通学時間もずらすかもしれません。さらに、来客者の多い時間が決まっているような業種の店は、来客を分散させるような仕組みを作る必要がありそうです。

 

f:id:Machito:20200514104702j:plain

 

5、格差社会が拡大する

 

 このコロナショックによって多くの企業が経済的に大打撃を受けました。その結果として、会社からクビを言い渡された人が日本に数千人いると言われています。さらに、内定取り消しを受けたり、就活に苦戦している学生も大勢います。

 

 この被害を受けた人たちは、職を求めて非正規の労働をしたり、最悪の場合失業者として長年を過ごす可能性があります。企業側も、安い給料で済む従業員や、簡単にクビにできる従業員を集めるために、正規雇用を増やしてしまうのです。

 

 経済的格差だけではありません。

 

 オンラインでの塾や教材など、今後は教育においてもインターネットが欠かせなくなりますが、これにはお金がかかります。通信環境やデバイスを用意できない世帯は満足な教育を受けることができず、教育格差が生まれます

 

 そして通信機器に触れる機会が少なかった子供はオンライン中心の世界で上手く稼ぐことができません。こうして負のループが起こるのです。

f:id:Machito:20200508113209j:plain

 

最後に

 

 以上5点が今回紹介した「コロナ後の世界」ですが、割と直接的で理解しやすいものだったと思います。

 

 さらに深く、視野を広く考えると、もっともっと色々な変化が見えてくると思います。ぜひ皆さんも時間をとって考えてみてください。

 

 そしてコロナ後の世界に対応できるように、様々なことを意識して行動してみてください。

 

 それでは、また。